囲坊主(川越市)
出会いは独立前。「この鶏肉を使いたい」と決めていた品質への信頼 川越市内の居酒屋「囲坊主(いぼうず)」の木野内店長と田口本店の付き合いは、お店のオープンから15年に及びます。その関係は、木野内店長が独立する前のアルバイト時代にまで遡ります。 「当時から田口本店さんの鶏肉を使っていて、美味しいことは知っていました。ブロイラーよりは高いけれど、地鶏ほどクセが強くない。その『ちょうど良さ』が好きだったんです」 特に木野内店長が評価していたのは、田口本店独自の処理方法でした。 「24時間熟成させてから捌くことで、ただ新鮮なだけでなく、肉の旨みが引き出されていると感じます。独立するならこの鶏肉を使おうと決めていました」と、品質への深い信頼を語ります。 硬すぎず、ジューシー。どんな料理にも合う「ほど良い食感」 「地鶏のように硬すぎることはなく、かといって柔らかすぎるわけでもない。この『ほど良い食感』が特長ですね。強い個性がない分、唐揚げや焼き物など、どんな調理法でも肉の良さが活きるんです」 その言葉を裏付けるように、もも肉を使った唐揚げは「どこよりも美味しい」とお客様から絶大な支持を...